2025年4月13日(日)から10月13日(月)まで大阪府大阪市・夢洲で開催された「EXPO 2025 大阪・関西万博」にて、出展パビリオンのイベント内で開催する大規模プラバンワークショップの運営をnanaboが担当しました。
イベント概要
- イベント名: 「森永 ビフィズス菌パーク」(主催:森永乳業株式会社 様)
- 開催日時: 2025年6月1日(日)・2日(月)・3日(火) および 9月26日(金) 計4日間 各日10時~19時
- 会場: 大阪ヘルスケアパビリオン イベントスペース「リボーンステージ」
- ワークショップ実施人数(予定): 1日約500名、4日間計 約1,500名
大阪ヘルスケアパビリオンは、万博開催地である大阪府・大阪市を中心に大学・企業・府民・市民とが “産学官民一体” となって出展する、「REBORN」 “人は生まれ変わる” “新たな一歩を踏み出す” がテーマのパビリオンです。
そのイベントスペースである「リボーンステージ」ではパビリオンの協賛企業や協力機関、大阪府内の自治体などが、テーマ「REBORN」に沿った多彩なイベントを会期中連日開催しました。
森永乳業株式会社様も、このパビリオンに「ビフィズス菌でスーパーヒューマン」をテーマとした“楽しみながらミライのビフィズス菌の可能性を感じてもらえる体験”を展示出展されました。
その一環として開催された本イベント「森永 ビフィズス菌パーク」では、ご家族連れも多い中、子どもから大人までビフィズス菌について楽しみながら知ってもらう機会として、この会場でしか体験できないオリジナルコンテンツが多数展開されました。
私たち nanabo では、このイベントのうち、森永乳業のビフィズス菌キャラクター「ビフィーちゃん」のキーホルダーづくりワークショップについてご依頼をいただき、製作アイテムの企画から材料・資器材の調達、運営フローの作成、当日の現場オペレーションまでを担当しました。
「開催時間中にできるだけ多くの人数にお楽しみいただけるように」という命題のもとで決定した実施人数は、座席数と運営時間の制約いっぱいとなる“1回54人×1日9回=計486人”! さらにそれが3日間連続となるため、合計およそ1,500名!
多人数のクラフトワークショップを数多く手掛けてきた私たちでも、さすがにこの人数規模は初めてのこと。運営会社様と連携しながら、これまでのノウハウをもとに慎重に計画を進め、これならいける!という態勢を構築して当日を迎えました。
初日の6月1日(日)は、その前日の土曜日に当時の最高入場者数を更新したばかりの、大規模なテレビ公開収録でも賑わう週末のスタート。ご家族連れから、テレビ収録待ちのダンスチームの高校生のみなさん、日本人の方はもちろん海外からのお客様も多数お越しくださいました。
その勢いは翌日以降の平日も途絶えることなく、おかげさまで毎日・毎回、満席の来場者の皆様に無事にお楽しみいただくことができました(ただ、雨天となった6月3日は、会場のリボーンステージが半屋外のため途中から仮設するテントに収まる規模の座席数での実施となり、席数減少でお楽しみいただけなかったお客様もいらっしゃったことと残念に思っています)。
また、3カ月余り後の9月26日「大腸を考える日」には、再び「森永 ビフィズス菌パーク」を1日限定で追加開催することになりました。万博も終盤となり、来場者も連日20万人を超えるなど人気が過熱している中、この日も大好評のうちにワークショップを実施することができました。
国際博覧会の会場内という特別な環境での開催で、開幕直前ギリギリまで現地の様子が分からなかったり、資材の輸送や設営撤去の制約、英語・中国語などへの多言語対応、環境に配慮した資材の使用など、さまざまなレギュレーションへの対応が求められる中での企画・運営でしたが、調整にご協力いただいた各社様のおかげで、混乱なくやりとげることができました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
また、アシスタントや受付で加わってくださった現地関西のキャストの皆さんには、“関西パワー”を感じさせる熱く楽しい応対と阿吽の呼吸で盛り上げていただき、これがワークショップの雰囲気を作り上げる大きな力になりました。本当にありがとうございました。
関連リンク
- イベント情報(6月開催分): 森永乳業株式会社ニュースリリース
- イベント情報(9月開催分): EXPO 2025 Visitors イベント情報
実施体制
- 主催: 森永乳業株式会社 様
- 催事全体管理:株式会社スペイスエイジ 様
- 運営管理:有限会社オーラ 様
- ワークショップ内容企画・指導・運営: nanabo(ナナアクヤ・波田野岳彦)
また、このほかにも、材料・資材の調達、輸送対応の情報収集や実施など、ご協力くださった各社・ご担当者の皆様に大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。


























